寝る時の姿勢が腰痛の原因に!適した寝方とは?【武蔵境北口整骨院】

投稿日: #健康コラム

普段の姿勢は気にしていても、寝ている最中の体勢を気にする人は少ないのではないでしょうか。その人自身の寝たいように眠ることが一番だ、と言う意見も勿論あります。また、幼い頃から習慣化している就寝時の体勢は、なかなか改善しづらいものです。しかし、睡眠は人生の中で3分の1を占めるとも言われています。1日や2日では大して身体に問題ではない体勢も、長期に渡れば負荷が大きくなり身体の歪みが生じてしまいます。中でも腰痛の症状にお悩みの場合は悪化の一因ともなりかねません。

腰に負担がかかりにくい寝ている時の姿勢としておすすめなのは、『仰向け』か『横向き』です。一見腰が上になるため負担がかかりにくそうな俯せですが、実は好ましくありません。なぜかというと、俯せだと腰が反った状態を保ってしまい、腰への負担が逆に増えてしまいかねないからです。また、俯せ寝は腰への負担だけでなく身体の歪みやO脚を起こす引き金にもなります。身体が歪んでバランスが崩れてしまうと、腰以外にも顔の歪みや他の筋肉の緊張状態が起こることも考えられます。腰痛の症状が今は無い方も、身体に癖がつく前に仰向けか横向きに寝るように心がけましょう。
横向きで寝る際の体勢は、まず背中と腰を少し丸めます。膝も軽く曲げ、リラックスした状態にしましょう。寝やすい方の半身を下にするのが一番ですが、右半身を下にすると消化の働きを促すことができます。もし、食後に休憩する際には右半身を下にするのがおすすめです。ただし、片側ばかり下にしていると、俯せと同様に身体の歪みが生じやすくなってしまいます。そのため、睡眠中適度に寝返りをうてるような状態にしておくことがポイントです。例えば、頭が沈むような柔らかすぎる枕では寝返りを妨げてしまいます。適度な硬さのある枕を選ぶようにしましょう。また、肘枕や不自然に足を組むといった姿勢をしないことも重要になっていきます。
仰向けで寝る際の体勢は、まず横向きと同様に膝が緊張しないように適度に曲げます。足をピンと伸ばしてしまうと、逆に腰が反ってしまい緊張状態になってしまいかねません。もしも意識するのが難しいようなら、クッション類を膝の下に敷くという方法もあります。仰向けの姿勢は血液が無理なく全身に巡るため、健康的な寝方とされています。また、良質な睡眠がとりやすく、身体への負担が最も軽い寝方でもあります。それでも、仰向けのまま寝る際の姿勢が固定されることは推奨されていません。適度に寝返りを取ることがやはり好ましいため、横向きと同様に適切な枕を選びましょう。

武蔵境北口整骨院では、様々な不調を起こしかねない身体の歪みを施術により整えていきます。身体に歪みがあるとその状態にとって楽な姿勢を取ってしまいがちになり、新たな症状に悩まされてしまう可能性もあります。カイロプラクティック専用のベッドを使用した痛みの無い骨盤矯正ですので、始めての方もご安心ください。お待ちしております。