膝の痛みを感じる場合、意外にも身体の歪みが原因で痛みが生じている可能性があります。特に骨盤の歪みは左右の脚の長さにも影響し、膝の痛みに繋がってしまうのです。
そんな骨盤の歪みですが、根本的な原因は足裏に存在していることがあります。というのも、外反母趾や浮き指、扁平足によって捻れた歩行を無意識に行っていることがあるのです。それが身体の歪みを生じさせ、膝への負担が大きくなっている可能性があります。
そこで、今回は足裏のバランスを整え、骨盤の歪み防止、膝の痛み解消に繋がる簡単なテーピングをご紹介します。
冒頭に触れたように、捻れた歩行を防ぐためには足裏から整えることが大切です。外反母趾は、ヒールや窮屈な靴を履くことで足の指が内側に変形している症状を言います。そのため、テーピングで左右に調整することで矯正することが可能です。テープは5センチ幅ほどの伸縮性のあるもので、粘着力と被れにくいものを選びましょう。足裏用の専用テープであれば最適です。
テーピングの巻き方は、まず親指側を短めにしてかかとから足裏にかけて斜めに貼ります。次に2つの切れ込みを入れたテープを親指の側面から正常な位置に戻すように巻きつけましょう。小指側には1つの切れ込みを入れて同じように正常な位置に起こしながら、側面を通して下側から上に巻きつけます。足裏の指の付け根から下の部分と、足の甲に別々にテーピングを貼り付けていきます。最後にもう一度足の甲にテープを巻き付ければ完成です。ただし、これは足に痛みがない人向けの施術です。
やや複雑に感じる方や、テーピングが煩わしいと感じる方は3本指のテーピングタイプの靴下も販売されています。外反母趾や浮足、扁平足などそれぞれに効果的で脱ぎ履きしやすいものです。それでしたら、簡単に身体の歪みの元となる足裏に効いていきます。膝の痛みに悩まされている方で思い当たる節がありましたら、足裏の改善から始めてみましょう。
以上のようなテーピングや3本指靴下でのサポートに加え、整骨院などで身体の歪みを整えてもらうことも重要です。武蔵境北口整骨院ではつらい膝の痛みの原因となる身体の歪みを整えるコースもございます。また、低周波・干渉電流型低周波治療器や超音波・低周波治療器などもございますので、一人一人の症状に合った施術をご提供いたします。痛みが身体の歪みによるものか分からず不安な場合でも、ぜひ一度当院までご相談ください。お待ちしております。