大腿四頭筋を鍛えて膝痛改善&予防!効果的なストレッチ法!【武蔵境北口整骨院】

投稿日: #健康コラム

大腿四頭筋は太ももの前面にある筋肉で、足を動かす時に関係の深い筋肉です。太ももの筋肉を動かす時には、その先にある膝や足先も同時に動かすので、膝の関節にも大きな影響を与えます。大腿四頭筋は立っている時にも使いますが、身体を前に出して歩く時に強い力を必要とする筋肉です。この部位の力が弱いと、身体を前に出す時に体重が膝に全てかかった状態になることがあります。
通常であれば、大きな筋肉である大腿四頭筋が体重を支え、膝にはそこまで大きな力がかからないように身体を動かしていきます。しかし、大腿四頭筋で自分の体重を支えきれない状態になると、それを膝がカバーします。その負担が大きくなり過ぎると、徐々に膝の痛みとなってあらわれてきます。膝は重たいものを支えるようにはできていません。大腿四頭筋のような大きな筋肉で身体の体重を支えて膝に過度の負担がかからないようにすることが大切です。大腿四頭筋が正常に働くようにするには、十分な筋肉をつけると同時に柔軟に動かせるようにしておくことも大切です。関節が固くなっていることも膝への負担を大きくする原因になるので、十分に動かせる状態にしておくことも重要です。

大腿四頭筋のストレッチをする時には立って行う方法と寝て行う方法があります。どちらでも、効果は同じように期待できます。筋力に自信がなく片足立ちに不安がある場合には、寝て行ったほうが安全にストレッチが行えるでしょう。
ストレッチは片足ずつ行います。まず、膝下を曲げ、足先をお尻につけるようにします。しっかりと曲げることで、太ももの前面が伸びている感覚が感じられるはずです。この時に大切なことは、膝の位置が身体よりも前に出過ぎたり、後ろに下がり過ぎたりしないようにすることです。膝が太ももの付け根と同じ位置にキープされているかどうか確認しましょう。膝の位置が悪いと十分にストレッチされなかったり、腰への負担が強くなり腰を痛めてしまうことがあります。十分に注意をしながら行ってください。
立って行う時は不安定な姿勢になるので、必ずどこかに掴って無理な姿勢にならないようにストレッチを行います。寝て行う時には、完全に横になると大腿四頭筋の固い人は筋肉を痛めてしまう恐れがあります。なので、最初は座った姿勢で脚を曲げた姿勢をとり、それからゆっくりと上体を倒していきましょう。背中を床につけることができない場合は、無理をせずにその状態でキープしてください。
大腿四頭筋を鍛え、つらい膝の痛みを予防しましょう。