交通事故治療 交通事故後に手の痺れ・・・原因は何??-①【武蔵境北口整骨院】

投稿日: #健康コラム

「交通事故後手がしびれる・・・」と感じる方少なくないです。もしお悩みの方いましたら、【むち打ち】が原因の可能性があります。一般的にむち打ちというと、頚の痛み・肩こりだと思っている方が多いです。しかし、むち打ちとは正式名称は[頚椎捻挫]と言い、交通事故の際に頚が鞭のようにしなった為に、重い頭部が振られることにより負う損傷の総称です。頚の痛みや・肩こりの症状は軽度な症状に分類され、重傷化すると痺れが出ることもあります。頚椎捻挫による手の痺れは、脊髄から出ている感覚神経・運動神経などの末梢神経が交通事故の衝撃で圧迫されることが原因とされます。この末梢神経は神経根と呼ばれるためむち打ちの症状の中でも[神経根症状]と言われています。神経根症状の特徴は脊髄から出る穴が狭くなることや、骨棘・椎間板ヘルニア等により神経が圧迫されることです。神経が圧迫されると正常な働きをいなくなってしまう為、手のしびれが現れます。また、神経根症状は手のしびれ以外にも腕の痛み・倦怠感・後頭部の痛み・顔面の痛みが出ることもあります。これらは安静にしていたとしても頚を後ろに反らしたり、くしゃみをしたりすると、痛みやしびれが強くなることもあります。また、放置してしまうと悪化してしまうので注意が必要です。

本日は交通事故後の手の痺れの原因について書きました。

次回はむち打ちの治療はどこに行く?について書きたいと思います。