交通事故直後、症状が無いことがあるのは何故?【武蔵境北口整骨院】

投稿日: #健康コラム

交通事故の直後には何も感じなかったのに、暫く経ってから急に痛みが出てくることは珍しくありません。
直後には症状が出ず、後から症状が出るというのが交通事故の怪我の特徴です。そのため、交通事故に遭遇した時点では何ら症状が無くともしっかりと診察を受けることが大切です。
なぜ直後には症状が出ないのでしょうか?その理由の一つに、興奮状態にあるので痛みを感じないということが挙げられます。
人間は交通事故のような命の危機に晒されると、興奮状態に陥りやすくなります。興奮状態に陥ると、副腎髄質よりアドレナリンが分泌されます。そのホルモンの影響により痛みを感じにくい状態となるため、直後は症状が現れにくいのです。つまり、直後は症状が出なくともアドレナリンの分泌が収まれば症状が現れるということになります。
単純に症状が遅れて出てくる場合もあります。例えば、炎症箇所は即座に痛みが出るのではなく、ある程度時間が経過してから痛みという自覚症状が出ます。事故により身体にダメージを受け、その際起こった炎症が時間の経過と共に悪化することで後々症状が現れてくるのです。
このように、交通事故による怪我はすぐに症状が出るとは限りません。油断しないようにしましょう。

交通事故による負傷はできるだけ早期に治療をすることが重要です。特に、症状がないものほど早く治療を始める必要があります。
本人からすれば症状がないので問題がないと考えやすく、無理をして症状を悪化させてしまう可能性があります。症状がなくても確かに体にダメージを受けているわけですから、放置していれば治るものも治らなくなってしまいます。
症状が出てきた頃にようやく治療を始めても、治りが遅れたり、あるいは後遺症が残ってしまうこともあります。症状が出なければ治療をしなくても安心だ、ということにはなりません。
症状が無いうちに治療をしておけば、症状が出ないままに治癒させることも十分に考えられます。不幸にも交通事故に遭ってしまった際には、できるだけ早めに治療を開始しましょう。
自覚症状がないとつい甘く考えがちです。しかし、後遺症に苦しんでいる方は最初は何ら症状がなく放置していた結果、どんどん悪化していったケースが多くを占めます。身体に受けたダメージは、必ずしもすぐに症状として現れるわけではありません。症状の有無が身体のダメージとイコールではないことを覚えておきましょう。

武蔵境北口整骨院では交通事故治療を承っております。武蔵境駅北口より徒歩2分と、お仕事やお買物帰りにもお立ち寄りいただきやすくなっております。ぜひ一度武蔵境北口整骨院までご相談ください。お待ちいたしております。