スポーツで膝の痛みが!オーバーワークが原因に【武蔵境北口整骨院】

投稿日: #健康コラム

趣味や健康を維持するために、スポーツを楽しむ習慣のある方は少なくありません。適度な運動は快い達成感をもたらしてくれるものですが、時として膝の痛みの原因になってしまう場合もあります。

運動による膝の痛みが生じる最大の原因は『オーバーワーク』です。
というのも、スポーツは一定の動きを反復するものが多いので、知らず知らずオーバーワークに陥ってしまっている場合が考えられます。オーバーワークによる症状は『使いすぎ症候群』とも呼ばれています。
症状は、初期段階ではスポーツをしている最中に殆ど支障がないことも多くあります。終わった後に痛くなる程度だから問題ないと自己判断してしまうのは宜しくありません。いつか治まるだろうと放置していると、スポーツの最中にも痛みが出るようになり、やがてプレイ自体が難しくなる可能性も捨てきれないからです。更に症状が重くなると、腱や靭帯の断裂といった生活時にまで障りが出るような痛みにまで発展してしまうかもしれません。

靭帯や腱といった部位は骨に付着しています。そのため筋肉の動きの影響を大いに受けやすく、その分損傷しやすい箇所です。
膝周囲の痛みでは、膝関節の屈伸を反覆することによって骨同士に摩擦が起こり、炎症や痛みに悩まされてしまう場合もあります。スポーツによって生じる膝の痛みでは、ジャンパー膝(大腿四頭筋腱付着部炎)、膝蓋腱炎が有名です。
その他、膝周りの筋力不足、骨の成長バランスの問題、柔軟性の不足などが膝の痛みが原因として挙げられます。

膝の痛みの予防には、まず十分な柔軟体操を事前に行い、自分自身の技術や体力に見合った練習を行いましょう。オーバートレーニングを避けることは非常に重要です。もし、膝に痛みが出てきた場合はその場でスポーツを止め、アイシングで炎症を鎮めてください。